毎日更新。今最も読まれてるおすすめ本

レビュー付きで毎日、今売れてる人気書籍をランキング形式でお届けします。電子書籍も取り扱っております。

8月24日の社会・政治はこちらもオススメ!

もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない (幻冬舎新書)



新書で論じ、キャッチで売れることをねがっているのだから、これを社会科学のジャンルとして評価すると、星2で駄本と考えられます。しかし、宗教学者のエッセイと考えると、いやそのようなジャンルでこの問題に先鞭をつけた本として充分、評価できると思います。でないとショックで物議だけが先行して、著者を道徳的に非難するばかりで終わることでしょう。

国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書)



 著者の伊藤祐靖氏のお話は、お会いして直接聞いたり、日本文化チャンネル桜の番組で観たり、文芸春秋の連載や氏のブログなどで読んでいて、この本の中にあった話は、それらをさらに詳しく書いたものだったり、もちろん初耳のエピソードもあった。 自衛隊というだけで普通の一般国民にはあまり縁のない存在だし、ましてや特殊部隊のエピソードなんて、一般国民にとっては知る由もない。でも、だからこそ、読む価値がある。

<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則



私たちは日々、例えば「ポケモンGO」や「LINE」のように、コンテンツやサービスや機器の大ヒットに踊らされ、本質を見極めずに、デジタルとネットの急速な発展の中で、未来への方向感を持てずに暮らしてきたのではないだろうか? 本著の原題は、「不可避」と訳せる。また米国版より早く出版された中国版では、「必然」というタイトルになっている。この本は、Wiredの初代編集長でもあった筆者が、この30年経験した様々な事柄から、必然的に見いだされる方向を、12の現在進行形の動詞に集約して詳細に説明したものだ。

日本共産党研究 絶対に誤りを認めない政党

日本共産党研究――絶対に誤りを認めない政党

日本共産党研究――絶対に誤りを認めない政党



共産党は革命政党です。暴力革命を選択肢から排除していないことから、今現在も公安や警察の監視対象となっています(第八章)。このことを知らない方や理解されていない方は、次の選挙の前に、本書を読むことをお奨めします。

東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)



今住んでいるところがどのような評価をされているかがわかり興味深い一冊でした。

「核の戦国時代」が始まる 日本が真の独立国になる好機

「核の戦国時代」が始まる

「核の戦国時代」が始まる



NHK時代に、アメリカに駐在し、退職後も、アメリカの大学で教鞭をとり、米高官にも知己の多い「アメリカの軍事」に関しては、日本1といってもよい著者の最新刊です。アメリカの弱体化と、反比例する中国・ロシアの大国化、北朝鮮等による核開発を受けて、「日本が取るべき道」を示してくれています。

現代の地政学 (犀の教室)

現代の地政学 (犀の教室)

現代の地政学 (犀の教室)



重要ポイント:。地政学生態学ナショナリズムは、ナチ思想、ファシズムの公認イデオロギーの形態をとっていたので、誤解されやすいですが、ソ連でもアメリカでも地政学的分析自体は発展し、21世紀の現在では流行となっています。

日本・インドの戦略包囲網で憤死する中国

日本・インドの戦略包囲網で憤死する中国

日本・インドの戦略包囲網で憤死する中国



 チベット生まれで現在は日本に帰化したペマ氏と、中国生まれで現在は日本に帰化した石氏による対談を収めた一冊。ペマ氏は少年時代をインドで過ごしているが、対談に先立ち、日本とインドの今後の関係強化の重要性に鑑み、両氏は一週間に亙ってともにインドを訪問し、最新のインド事情を見聞している。第1章・第2章を読むと、民主主義とは裏腹の一党独裁体制を布く中国が如何に脆い国であり、日本とインドの連携がアジアの安定のために如何に重要であるかが得心される。

使える地政学 日本の大問題を読み解く (朝日新書)



地政学が、どういうものかが、非常に分かり易く書いてある。超入門書。

貧乏物語 現代語訳 (講談社現代新書)



河上の論考の見事な現代語訳の再現であり、佐藤さんの格差論も秀逸です。河上はプチブル思想で、他人の支援を受けない自助努力が成功の秘訣だとしているが、現在の日本でも妥当するかは大いに疑問です。

家裁調査官は見た 家族のしがらみ (新潮新書)

家裁調査官は見た ―家族のしがらみ― (新潮新書)

家裁調査官は見た ―家族のしがらみ― (新潮新書)



実体験に基づく記載なので、真に迫るものがあった。毒親ものはたくさんあるが、本書はそれらとは趣を異にしている。特に、死者からの呪縛は新しい視点だった。

後藤田正晴と矢口洪一 戦後を作った警察・司法官僚 (ちくま文庫 オーラル・ヒストリー対比列伝)



警察官僚と司法官僚として頂点を極めたふたりを比較しつつ論じた本。たしかにキャリア官僚は数多いても、こういう人たちは今後出てこないだろうなあ。この本を読んでいる間、背筋が(少しだけ)ピッとのびた気がした。

小泉官邸秘録 総理とは何か (文春文庫)

誰がこの国を動かしているのか 一握りの人による、一握りの人のための政治を変える (詩想社新書)

誰がこの国を動かしているのか (詩想社新書)

誰がこの国を動かしているのか (詩想社新書)



  鳩山友紀夫(由紀夫)元総理については、私の大学の誼みもあって若干接点があった。また、私の知人の子も元総理の一人息子さん(東京大学大学院工学系研究科講師)と関係が深く、鳩山家の話なども知人から何気に聞いていたが、それらから判断すると、元総理より息子さんの方に“政治的センス”があるような…(笑)。それはともかく、本書の進行役といえる平和学が専門の木村朗・鹿児島大学教授の元総理に対する月旦評を「あとがき」から見てみよう。

中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)



現代の複雑化した中東情勢を鳥瞰できる貴重な入門書です。著者は中東情勢の混迷化の原因を、もともと西欧列強が帝国主義時代の終わりに引いた人工的な国境線の中で部族・宗派対立で国民国家とはいえない「国家」が多数であること、アメリカがこの地域で覇権国家としての地位を失いつつある状況、イラクの混迷、ロシアによる軍事介入、エジプト・トルコの政情不安、イランの台頭などであることをわかりやすく解説しています。また、イスラエルが必ずしもアサド政権の崩壊を望んではいないなど複雑な地域情勢も初めて知りました。

政府は必ず噓をつく 増補版 (角川新書)



オリジナルはすでに読んでいたのだが、マイナンバーとTPPの加筆を知り改めて増補版を求めた。改めて本書を読むと彼女がオリジナルで指摘した事情はさらに悪化の方向に向かっていることに気づかされる。TPPをめぐる政府の対応を見よ。